遺産分割調停

5月 18, 2012

相続問題でモメた場合、その解決方法の一つとして裁判所での「調停」というものがあります。

でも、調停ってどんなもの??

 

調停とは、あくまで話し合いで離婚するかどうか、離婚する際の条件等を話し合う場です。最終的に分割内容で折り合いがつかなければ(双方納得しなければ)成立はしません。そのため長期化する場合もあります。

 

当事者は、顔を合わせることは基本的にはなく、調停委員のいる調停室に代わる代わる入室し、相手方の主張を調停委員より伝え聞き、こちらの主張も調停委員に伝えます。

 

ということは、この「調停委員」が非常に重要になってきます。

 

調停委員が双方の主張を聞いて妥協点を見い出して、ある時は一方を説得し、またある時は他方を説得し、離婚が円満に(言葉はおかしいですが)解決することを目指して仲立ちをしていただかなくてはなりません。

 

でも、この調停委員、結構当たり外れがあるのもまた離婚調停です。

双方の言い分を相手に伝えるだけ、一方的に譲歩を求める、などなど、ただでさえ感情的な対立がある離婚調停なのに、さらにこじれてしまうこともたまにあります。

でも基本的に調停委員は選べません。

 

私は毎回、「いい調停委員、話の分かる調停委員に当たりますように」と祈りながら調停室に入ります。

相続放置

5月 4, 2012

相続ブログの一発目は、「相続放置」について軽くお話します。

 

相続とは、誰かが亡くなってその相続人の方がいれば必ず発生するものです。

その方に資産や負債があれば、何かしら処理や手続きが必要になります。

しかし、理由は様々でしょうが、この処理を放置してしまい、後々とんでもないことになってしまう、そういったケースがあります。

 

これを「相続放置」って呼んでます。

 

まず一番怖いのが負債があるケースです。

相続とは財産だけではなくて、借金も相続することになります。

借金を相続しないためには、相続放棄が必要になりますが、これも家庭裁判所に書類を提出したりと何かしらの手続きする必要があります。

 

亡くなってから3か月(厳密には亡くなったことや自分が相続人であることを知ってから3か月)を経過してもそのままにしておくと、相続放棄はできなくなってしまいます。

 

そう、借金も相続しなければならなくなります。

 

次に、借金がなく資産がある場合、相続の手続き(遺産分割協議書等の作成等)をしないで放置して何年も(中には何十年も!)放置されるケースがあります。

そのような場合、放置しているうちに、相続人の方も亡くなってしまえば、その方のさらに相続人が相続することになります。

 

そうやって相続人が枝分かれして何十人にも増えてしまい、手続きがやたら難しくなってしまう、そんな相談もまれにあります。

 

確かに、大事な方が亡くなってしまい、お金の話を親族としなければならない、とか何らかの手続きを取らないといけない、というのはおっくうかもしれません。

 

でも、後で取り返しのつかないことになってしま う前に、大事な方の、大事な財産ですので…。

 

アイギス法律事務所 所属弁護士による相続ブログをはじめました。

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